飛蚊症に効く目薬はあるの?

飛蚊症に効く目薬はあるの?

飛蚊症には自然に解消するケースもあり、眼病でない場合はあまり心配し過ぎることはありません。最近では、目の疲れからも起こることがあるという説から、飛蚊症を目薬で治せるという噂まで出てきています。ここでは、本当に飛蚊症を目薬で治せるのかどうかについてお話しましょう。

 

飛蚊症の目薬開発は不可能?

 

飛蚊症は、目の中の硝子体という部分が濁ることから起こります。解決としては、硝子体の濁りを取るか、硝子体の表面を溶解させるほかありません。これを目薬のような薬品で実現するには、コラーゲンやヒアルロン酸を溶かせなければなりません。

 

なぜなら、硝子体の成分は、コラーゲンやヒアルロン酸だからです。コラーゲンやヒアルロン酸は目の中にだけあるわけではなく、体全体にある成分です。そんな大事な成分を溶かすために目薬を差して、他の部分に影響がおよんだらどうなるでしょう。このようなことから、飛蚊症に効く目薬の開発はなかなか実現していないのです。

 

硝子体までは効果が届かない目薬

 

目薬の成分は、通常は硝子体までは届かないといいます。それほど、目の奥は重要な構造になっているということでしょう。もしも硝子体にまで届く目薬を開発するとしたら、とてつもなく濃度の高い目薬にしなければなりません。そんな濃度の高い薬品を点眼したら、目そのものが破壊されてしまう可能性が高くなります。

 

それでも人によっては、目薬で飛蚊症がよくなったと思っている人もいます。タイミングよく症状が自然に消えたか、あるいは目の健康に不足していた成分が目薬によって補給されたかの可能性があり、目薬で直接的に飛蚊症が治ったとは考えにくいでしょう。