飛蚊症が悪化すると失明する?

飛蚊症が悪化すると失明する?

飛蚊症が問題とされるのは、目の前で浮遊物がちらつくような状態が続くのがうっとうしいからではありません。放っておくと、失明する危険のある眼病になっている恐れがあるためです。ここでは、飛蚊症と失明の関係についてお話しましょう。

 

飛蚊症イコール失明?

 

飛蚊症にはいくつかの原因があり、加齢や疲労などの生理的な現象でも起こる場合があります。特に老化によって起こる飛蚊症は多く、だからこそ若い人にはあまりない病気なども思われてきたのです。

 

しかし、最近では眼精疲労が起こりやすい環境にある人も多く、また活性酸素の増加によって飛蚊症になるほどの目の老化を加速させている人もいます。ただし、その一方で飛蚊症の全てを心配しすぎる必要はありません。

 

肝心なのは、飛蚊症かもしれない兆候を感じたら、早めに眼科を受診することです。眼科で専門医に診てもらえば、飛蚊症なのかそうではないのか、また危険な飛蚊症なのか問題ない飛蚊症なのかも診断してもらえます。

 

病気の初期症状で起こる飛蚊症

 

飛蚊症が恐ろしいのは、重い眼病の初期症状として現れる場合です。例えば、硝子体(しょうしたい)出血や網膜出血、網膜裂孔、網膜剥離などが代表的で、これらの病気が失明につながる恐れがあるという意味では、飛蚊症が悪化することで失明する恐れがあるともいえるわけです。

 

いずれの眼病も通常は起こりにくいと思われがちですが、パソコンやスマートフォン、ゲームなど極端に目を酷使する環境に身を置く人が多い昨今では、網膜剥離などを引き起こす可能性も高くなっています。早期発見、早期治療が回復へのキーポイントですから、大したことはないと自己判断せずにおかしなことがあったらすぐに眼科へ駆けつけたほうがいいでしょう。失明したら、もう一生視力を回復できない確率が高いのです。